漫才師名鑑

漫才師を紹介します。

【笑いのDNA 】中川家

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〔左〕剛(つよし)〔右〕礼二(礼二)

大阪府守口市出身の実の兄弟コンビ。
1992年4月にコンビ結成し、1993年に2丁目劇場でデビュー。

 

【受賞歴】
上方漫才大賞」(第30回(1995))新人賞

ABCお笑い新人グランプリ」(第17回(1996))最優秀新人賞

オートバックスM-1グランプリ2001」(第1回)優勝

「上方お笑い大賞」(第30回(2001))最優秀技能賞

ゴールデンアロー賞」(第40回(2002))芸能賞

S-1バトル2009」2009年11月月間チャンピオン

「第10回ベスト・プラウド・ファーザー賞in関西(2016)」芸能部門にて受賞

上方漫才大賞」(第45回(2010))大賞

上方漫才大賞」(第54回(2019))大賞

 

 

中川家の漫才】

兄の剛が弟の礼二の話にちょっかいをいれ、それをテンポ良くツッこんでいく息ぴったしのコント漫才

漫才のテーマは「電車に乗り遅れるサラリーマン」や「大阪のオカン」など街で誰しもが見たことのあるシーンに着眼点を置き、話が進んでいく。また、2人とも形態模写やモノマネが得意で時々漫才にも絡めてくるのでそこにも注目。

初代M-1グランプリのチャンピオンでしかもトップバッターでの優勝。

 

【エピソード】

・破天荒な父親

2人の父親は刺青を入れた人をまったく気にしない豪快な性格だという。以前、銭湯でその筋の人にいきなり「おう、その背中の絵は何を描いてるんや!」と話しかけたところ、相手が「うるせえ」としか返さないので洗面器で水を背中にバシャーッとかけた。すると男は縮み上がって「観音様ですっ~」と答えたそうだ。

 

・コンビ名

NSC時代はコンビ名を「中川兄弟」としていたが、先輩に「千原兄弟」がいたため「中川家」に改名した。