漫才師名鑑

漫才師を紹介します。

【Mr.やりたい放題】アンタッチャブル

f:id:manzaisuki:20200803061944j:image

(左)山崎弘也 (右)柴田英嗣

1994年に結成。

所属はプロダクション人力舎

 

【受賞歴】

1998年 OWARAIゴールドラッシュII - 第11回優勝


1999年 OWARAIゴールドラッシュII - 第3回 グランドチャンピオン大会優勝


2003年 爆笑オンエアバトル - 第5回チャンピオン大会準優勝


2004年 爆笑オンエアバトル - 第6回チャンピオン大会優勝


2004年 M-1グランプリ2004 - 優勝


2005年 爆笑オンエアバトル - 第7回チャンピオン大会準優勝

 

アンタッチャブルの漫才】

山崎の大胆で無茶苦茶なボケに、柴田のキレのあるツッコミを混ぜる漫才スタイル。

M-1にて柴田のツッコは、ラサール石井に「彼(柴田)のツッコミが普通ではない。僕はもう一度それを見たい」と評された。

 

【エピソード】

・着ていた服

M-1の決勝で柴田が着ていたシャツは、おぎやはぎ矢作兼が2001年大会の決勝進出時に着ていたシャツで「自分たちの分も」と託された。スーツはくりぃむしちゅーの上田に買ってもらい「これでとってこい」と言われたと当人が語っている。

【しゃべくりハリケーン】ますだおかだ

f:id:manzaisuki:20200802215949p:image

(左)岡田圭右 (右)増田英彦

大学で同じクラスだった2人が1993年に結成。

 

【受賞歴】

1994年 ABCお笑い新人グランプリ 最優秀新人賞


1994年 NHK上方漫才コンテスト 優秀賞


1994年 上方漫才大賞 新人奨励賞


1994年 GAHAHAキング 3代目チャンピオン


2001年 上方漫才大賞 奨励賞


2001年 上方お笑い大賞 話題賞


2001年 咲くやこの花賞 大衆芸能部門


2002年 上方漫才大賞 大賞


2002年 M-1グランプリ 優勝

 

ますだおかだの漫才】

増田の毒の効いたボケに、岡田がツッコむ正統派漫才。

時事ネタを巧みに使いこなす柔軟性も持ち合わせている。

逆に岡田の寒いボケに、増田が冷たくツッコむ「すべり芸」というものもある。

 

【エピソード】

・ネタ作り

ネタ作りは主に増田が担当する。岡田もネタ作りの場にいるが、増田がネタを書いている間、ずっとスポーツ新聞を読んでいるという。ただし、岡田の方が博学なので、ネタ中のフレーズなどの相談を受けたりしている

【孤高のWボケ】笑い飯

f:id:manzaisuki:20200802214150j:image

(左)西田浩治 (右)哲夫

2000年にコンビ結成。元々は2人とも違うコンビで活動していた。

 

【受賞歴】

2002年 オールザッツ漫才 優勝


2002年 笑わん会 優秀賞


2003年 ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞


2003年 上方漫才大賞 新人賞


2003年 上方お笑い大賞 新人賞


2004年 NHK上方漫才コンテスト 最優秀賞


2004年 MBS新世代漫才アワード 優勝


2004年 上方お笑い大賞 新人賞


2005年 上方お笑い大賞 最優秀新人賞


2010年 上方漫才大賞 奨励賞


2010年 M-1グランプリ 優勝


2014年 第49回上方漫才大賞 大賞

 

笑い飯の漫才】

漫才中にボケとツッコミが何度も入れ替わるWボケスタイル。どちらもボケとツッコミの二刀流というオールマイティーなスキルがそれを可能としている。

 

【エピソード】

M-1の裏話

西田が優勝後スタッフから聞いた話によると最終審査の際、笑い飯スリムクラブが同票だったが、松本人志だけまだ投票するコンビを決めておらず、しばらく票を入れなかった

【しゃかりき高速漫才】キングコング

f:id:manzaisuki:20200802212700j:image

(左)西野亮廣 (右)梶原雄太

1999年結成。お互いにNSCの22期生。

 

【受賞歴】

2000年 NHK上方漫才コンテスト最優秀賞


2001年 ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞


2001年 上方漫才大賞新人賞


2001年 上方お笑い大賞最優秀新人賞


初代キングオブチェアー王者(梶原

 

キングコングの漫才】

テンポが早く「ジェットコースター漫才」と形容される。梶原のスピーディなボケに、一つ一つ西野がツッこんでいくスタイル。

どれだけスピードが上がっても息ぴったりで全然ブレない。恐らく相当な練習量なはず。

 

【エピソード】

・コンビ結成

西野が別の研修生とコンビを解散したばかりの梶原をバイクで神戸の六甲山に誘い、大阪平野を眺めながら、西野が「あれだけの人を笑わせようと思ったら、大変やな」と話すと、梶原が「俺達ならできるよ」と返しコンビを結成した。

【武闘派漫才師】ハリガネロック

f:id:manzaisuki:20200802193641j:image

(左)ユウキロック (右)大上邦博

1995年結成した後、2015年に解散。

解散後、ユウキはピン。大上はMCタレントとして活動。

 

【受賞歴】

1996年 爆笑BOOING10代目グランドチャンピオン


1997年 ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞


1997年 NHK上方漫才コンテスト最優秀賞


1998年 上方漫才大賞新人賞


2002年 爆笑オンエアバトル第4代チャンピオン

 

ハリガネロックの漫才】

ユウキの尖ったボケに、大上が柔らかくツッコミを入れるのが特徴。

ユウキと大上がネタ中にある1つのことについて一緒にツッコむ「ユニゾンツッコミ」はハリガネロックの代名詞ともいえる。

【エピソード】

・武闘派と呼ばれる由縁

キャッチフレーズとして「武闘派」とあるが、その代表的な例として、生放送であるM-1(第1回大会)の最終決戦で行った漫才の中でユウキが「薬物を打つジェスチャー」をやった事などが挙げられる[4]。この出番直後、2人はネタの内容を当時吉本の常務であった人物に注意されてしまったという

【全力疾走の口論漫才】ブラックマヨネーズ

f:id:manzaisuki:20200802191203j:image

(左)小杉竜一 (右)吉田敬

結成1998年のともに京都出身の漫才師。

 

【受賞歴】

2002年 第23回ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞


2002年 第37回上方漫才大賞 新人賞


2002年 第17回NHK新人演芸大賞 演芸部門大賞


2003年 第32回上方お笑い大賞 最優秀新人賞


2005年 M-1グランプリ 優勝


2011年 第46回上方漫才大賞 大賞

 

ブラックマヨネーズの漫才】

まるで会話をしているような自然体のしゃべくり漫才

小杉の一見正論とも思える発言に、揚げ足を取るように吉田が文句をいい、まるで口論をしているように会場を笑いに誘う。

【エピソード】

・コンビ結成の裏側

吉田が小杉にコンビ結成を申込みに行った際、吉田は母親の軽自動車を借りて小杉宅へ行ったが、小杉宅には高級車が止まっており、「こいつ、すぐに芸人に見切りをつけるんちゃうか?」と心配した吉田は、「コンビ解散を切り出したら3,000万円支払う」という誓約書を小杉に書かせようとした。

【3オクターブの衝撃】アメリカザリガニ

f:id:manzaisuki:20200802175005j:image

(左)柳原哲也 (右)平井善之

中学の頃「劇団アメリカザリガニ」の五人組で活動。その後、三人が脱退し、1994年にコンビを結成。

 

【受賞歴】

1998年 ABCお笑い新人グランプリ審査員特別賞


1998年 NHK上方漫才コンテスト最優秀賞


1998年 上方お笑い大賞銀賞


1999年 上方漫才大賞新人賞


2002年 上方お笑い大賞最優秀技能賞


2003年 上方漫才大賞奨励賞


2008年 MBS新世代漫才アワード優勝

 

アメリカザリガニの漫才】

平井のローテンションな冷めたボケに対する、柳原のハイトーンボイスの強烈なツッコミが特徴の漫才。

コントに入ると柳原がノリノリになるのにも注目。

【エピソード】

・漫才以外にも…

両者共に熱狂的なアニメファンとして知られ、アニソンがテーマの漫才も持つ。両者とも声優としても多数のアニメに出演しており、声優の金田朋子山寺宏一松本梨香山本麻里安など広い交友関係を持つ